'88 lifeworks

ギリギリ昭和生まれサラリーマンの日記

技術者のみなさんは勤めている企業の「特許報酬」を調べましょう

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日本人のノーベル賞受賞に沸く日本ですが、受賞者の一人、中村修二氏が過去に起こした発明対価訴訟についても再びスポットライトが当たっている。

青色発光LEDによって巨大な市場が生まれたにも関わらず、企業から中村修二氏に報酬として支払われたのは2万円だったという。

裁判では発明対価は600億円との判決が出て日本中に激震が響いた、らしい。(当時14歳の僕は異性のことしか興味なかった)

最終的には8億円が支払われたということだが、企業が一人の技術者に支払う報酬としては巨額であるのは確かだ。

ノーベル賞は縁遠い話だが、メーカー勤務の僕を含め多くの技術者の方にとって特許報酬については案外身近な話題だ。

企業によって特許報酬の形態はさまざまだと思うが基本的には、出願が叶った場合の「出願報酬」、特許として認められた場合の「登録報酬」、市場での実績による「実績報酬」の3つがある。

今回再び話題になっている報酬2万円という額はどの特許報酬にあたるか定かではないが、出願報酬や登録報酬は相場は1件あたり1~5万円程度のものなのではないだろうか?(具体的な金額は言えないが、僕が勤める会社はそれくらい)

世界最高峰の知財力を持つといわれるIBMでもせいぜい1,000ドルらしい。

問題は実績報酬ということになりそうだ。この額については、企業によって設定額が大きく異なると思う。ぜひ、自身が勤める企業の特許報酬(とくに実績報酬)を調べてみてほしい。

 

技術者にとって特許登録というものは、「自身が技術者として生きた証」になるわけだから、ぜひ取ってみたいというのが率直な意見だと思う。僕自身も特許を出願してみたい。

しかし、いざ発明して特許出願した後に報酬が見合っていないと思ったとしても後の祭りである。企業は青色LED訴訟のようなリスクを回避する意味も含めて報酬額を設定してあらかじめ公示しているからだ。

自身の頭脳と生み出せるかもしれない発明が企業報酬を超えるものだと思った時は、思い切ってベンチャーを始めた方が利益を得られるかもしれない。