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ギリギリ昭和生まれサラリーマンの日記

RPGで箱庭のような町しかない理由を考えてみた

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昔からRPGが好きで「ドラクエ」、「FF」という2大シリーズや、「クロノトリガー」、「聖剣伝説」、「イース」、「アークザラッド」、「スターオーシャン」、「ワイルドアームズ」、「ヴァルキリープロファイル」などいろいろプレイした。

中でも一番好きなのは「テイルズ」シリーズで、小学生のころからはまってほぼ全作プレイしている。

小学生のころの僕にとってRPGの世界観はすごく魅力的に見えていて、「現実世界もRPGみたいだったらいいのに!」とつくづく思っていたものだ。

RPGの世界観に憧れる子どもだった僕は、当時現実とRPGの違いについて疑問に思ったことがいくつかあった。それは「なぜ現実では魔法が使えないのか?」とかくだらないことがほとんどだったが、今更ながら考えてみると面白い疑問かもしれないと思ったことがある。

それは、「なぜRPGの世界は箱庭のような町しかないのか?」という疑問だ。

 

現実世界の町とRPGの世界の町

現実世界の町は都道府県・市町村の区分けはあるものの、人が住む場所や環境に仕切りはなく、無秩序に人が住んでいる。山岳地帯を除けば、多い少ないがあるにしても、たいてい誰かしら住んでいる。

RPGの世界では町や村が世界中に点在してはいるが、ほとんどの人がそこに所属する形で密集して生活している。人が住んでいる環境と、人が住んでいない環境の境界が非常にはっきりしている。RPG用語でいうと、町とフィールドの境界だ。

小学生のころ、家と学校を町に登下校の道中をフィールドに見立てRPGごっこにふけっていたのが懐かしい。

 

RPGの世界で箱庭のような町が形成される理由

思いついた理由をいくつか挙げてみる。ゲーム開発の際、町にかける費用がなかったからとかそういう大人の事情は抜きにする。

 

1.世界人口が圧倒的に少ない

現実世界は70億人がこの地球に住んでいる。それに対して、ゲーム内の人口は圧倒的に少ないことが予想される。

どハマリしたドラクエ3の世界人口を数えた数奇な方もいらっしゃる。カンダタもきちんと人口に数えてあって感心した。

記事によると、ドラクエ3の世界人口は500人程度だそうだ。「いや、ゲーム画面に表示されていないだけでもっといるでしょ!?」というツッコミを受け付けるにしても、RPGの世界人口は到底現実世界には及ばないだろう。

RPGの世界では、人口が少ない故に人が住む土地が少なくても良いのだ。

 

2.モンスターという天敵の存在

現実世界で人類の存在を脅かす脅威はない。あえて挙げるとしたら人類自身くらいだと思う。

RPGでは町を一歩外に出ればモンスターが襲ってくる。スライムのような愛らしい存在から、ルビーウェポンのようなどう考えてもヤバいやつ様々だ。

人類はモンスターから身を守るために剣や銃を取って戦わなければならない。そのような過酷な環境下では、人々が寄り添う合うような形で小規模な町が形成されたことにも納得がいく。

「ここは~~村だよ。」とだけいうあのモブは主人公を出迎えるために入口の門に立っていたのではなく、モンスターという脅威を警戒していたに違いない。

 

3.文明が未発達でインフラが整備が不自由

RPGの世界観は中世風なものが多く、技術などの文明レベルもその時代に合わせて設計されている。 当然のように現実世界に比べ技術が未発達のため、インフラの整備が不自由になる。人が暮らせる範囲を広げられるほど技術とお金がないのがRPGの世界なのだろう。

一部、ストーリー上のスパイスとして時代設定には不似合いな超絶技術が登場するが、多くの場合戦争兵器などに利用されている。モンスターが世界中に闊歩する世界では、生活を豊かにするためのインフラではなく、人類の存亡のための戦闘技術に傾倒するのも納得できる。

 

まとめ

RPGの世界の町は然るべくして箱庭のような町を形成するに至ったと考えると、「大人の事情」より素敵な目線でRPGの世界が見れるのではないだろうか。子どものころの僕に説明してあげれば、「なるほど」と思ってもっとRPGが好きになるかもしれない。

実は、「箱庭のような町」であることを設定として説明しているゲームもある。「テイルズオブヴェスペリア」の世界では危険なモンスターから身を守るため、人は結界の中でしか生きられないという設定になっている。(実際ゲームでは設定イメージより世界中に人がいて世界観がほのぼのしているためあまり印象に残らないが)

ヨタ話であるが、RPGで定番なのが町から離れて暮らす「世捨て人っぽい人」がいるが、あれはおそらく自衛能力、生活能力が究極に高い存在なのではないかと思う。