FPSゲームは学習能力を向上させる?ほんとかよ!?
★シェアして頂けると励みになります★
![]() |
Tweet |
---|
僕はゲームが大好きで、社会人になっても週末で時間があるはゲームをします。RPGも好きですが、最近はFPSゲームを良くやっています。タイトルを言うと「Call of Duty」です。
そのFPSゲームについて気になる記事を見つけたので紹介します。
記事を要約しますと、
FPSゲームする
↓
記憶力・集中力・物事を多面的に捉える能力が向上!!
というもの。
自分の経験でお話しますと、Call of Dutyシリーズは長いことやっていますが、勉強の助けになった記憶は一切ないですね。というより、勉強に割くべき時間をゲームに費やしてしまったという記憶の方が鮮明に残っております。
そしてプレイ中の自分はというと、
「うわああああキルされたくやしぃぃぃぁぁぁぁ!!!!」
「クソ!○ね!○ね!!うひょおおおおやったぁぁぁ!!!」
「ファッ○ンスナイパー。芋芋してんなよ!」
「変態スナだ!!逃げろッッッ!!!!」
と大変汚い言葉を撒き散らしている次第で、自分が賢くなっているとは思えません。(むしろバカに・・・)
ですがせっかく害悪だと言われがちのFPSゲームを肯定する学術結果が出たわけですから、肯定的に考察してみようかと思います。向上するといわれている3つの能力の「記憶力」、「集中力」、「物事を多面的に捉える能力」という項目について考えてみようと思います。
記憶力
FPSゲームをする上ではまず第1に必要とされる能力です。一体何にこの能力を使うかというと、
「戦場となるフィールドマップを完全に記憶する」
ためです。
オンラインデビューをしたプレイヤーはまずこのステップから始まります。マップを覚えていないプレイヤーなど、オオカミの群れに放たれた小鹿のようなものなのです。1タイトルに付きフィールドマップは十数種類ありますから、すべてのマップを空間的に覚えるとなるとそれなりの記憶力が必要です。
プレイヤーは勝つために無意識のうちに記憶力のトレーニングをしていることになるのかもしれません。
集中力
FPSゲームは瞬間的な判断と正確な動作を要します。とくにCall of Dutyのような白兵戦をモデルとしたゲームでは、
いつどこで敵と相対するかわからない
のでプレイ中に1秒たりとも集中を切らすことができません。1ゲームが大体10分程度ですので、10分間続けて集中していなければなりません。ゲーム終了後1分程度のインターバルをはさみ、次のゲームに入ります。これを数時間も続けてやるわけですから、かなり疲れます。自分は3時間もすると頭がぼーっとしてきます。
ですがこの、短時間集中→休憩→短時間集中を繰り返すのは勉強でも活用できる集中サイクルなのではないかとも思います。ある問題に対して一定時間考えても答えが導けなかったときは一旦息を抜いてもう一度考え直すか、参考書をひらくなどして勉強していたのでなんだか似通ったものがあるなと感じました。
プレイヤーはゲームを楽しんでいるうちに効率的な集中サイクルを身につけていることになるのかもしれません。
物事を多面的に捉える能力
前項でも書きましたが、Call of Dutyというゲームは、いつどこでどんな攻撃が来るかわからないため、
次に起こるシチュエーションを常に想定
しながらプレイする必要があります。
いくら反射神経が良かったとしても、先に敵にエイムされていたとしたら撃ち負けるのは当然です。ですから、敵と遭遇するかもしれない状況ではそれに対して想定し、何かしらのアクションを起こさなければいくらやっても勝てません。
「この曲がり角の向こうに敵がいそうだからフラッシュバンを投げよう」
「あの場所から敵が出てきそうだからスコープで狙っていよう」
「リスポーン地点がここなら、敵はあの辺りにいるだろう」
とか、こんな具合です。
ただの撃ち合いのように見えるかもしれませんが、敵と味方で様々な駆け引きがあります。そこがこのゲームの面白いところとも言えます。
プレイヤーは無意識のうちに状況把握能力や、先を予想する能力を鍛えていることになるのかもしれません。
シリーズ最新作が明日(11/13)発売されます!
FPS万歳と言わんばかりに肯定的な考察を書きましたが、冒頭にもいったようにゲームのしすぎであなたの時間を必要以上に浪費しないように気を付けていただきたいと思います。(自戒の意もこめて)
子どもたちは間違っても、
「勉強がもっとできるようになるゲームだから買ってー!」
と親御さんに迫って購入しないように。
このゲームは、18禁だぞ☆