最近「ばらかもん」ばっか見てキュンキュンしてる九州男児のハナシ
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九州で生活を初めてもう8年が経とうとしています。そのうちのほとんどは福岡に住んでいたわけですが、これだけ長く住めばすっかり慣れたもんです。
それで仕事で熊本に来ることになったわけですが、衝撃的でしたね。
何がって、
言葉が...!!
福岡の生活で言葉には慣れたつもりでいましたが...
「ギャンをギャンしてギャンすっと!」(これをこうしてこうするんだ!)
と言われた時は思わず、感情を逆なでするようで使わないようにしている
「は?」
という一言を使ってしまいました。
僕が慣れていたのはあくまでも「博多弁」であったみたいで、県が変われば言葉も結構違うもんですね。認識が甘かった。
とはいえ、話し方は博多弁に通じるところもあるし、会話の流れでニュアンスも大体わかるし、方言バリバリの会話もなんとなく心地よくなってきてる今日この頃です。
でもすみません、熊本の言葉で「大きい」をいうのを「太(ふと)か」というのはどうしても慣れません。下ネタ言ってるようにしか聞こえません。ごめんなさいごめんなさい。
そんな九州ライフが長い僕を癒してくれるアニメがあります。
長崎県五島列島を舞台にした「ばらかもん」(2014年7月放送)です。
リアルタイムでも見ていたのですが、最近もまた見直してます。原作のマンガも買い始めましたし、やってたラジオとかも聞いちゃうくらいハマってます。
このアニメの何がすごいかって、登場人物が時々訳がつくくらい方言バリバリでしゃべるんです。でもなんでしょうね、のんびりほんわかとした作風も相まって心地いいんです。
「よつばと!」に似た雰囲気がある作品なのですが、九州という要素が多分に含まれているので僕的に「ばらかもん」が響いちゃうんです。
方言の監修は五島出身の声優さんがやってたり、子どもの役は本当に子どもが演じるというこだわりがある作品ですが、ホンットに方言で喋る子どもかわいい!!
子どもたちが楽しそうに遊んでいるところを見ていると
「あー俺も混ざりてー」
とピーターパン症候群が襲いかかってきますが、秀逸なOPが僕の前に向かう気持ちを湧き起こさせてくれます。
他に類を見ないほどにスキップできないOP。歌詞がいい、最高だ。
歌詞のほとんどに「あぁ、そうだよな…」と感じてしまう僕もだいぶ大人、いやオッサンになってしまったんでしょう。
子どものころ
「今が一番楽しい時だぞ!」
「子どもはいいよね、楽しいよね」
「できるなら子どもに戻りたい」
とよく言われ、なんとなくそう言ってる大人たちが寂しく感じて
「後悔しない子ども生活を過ごそう!」
と思っていろいろチャレンジしたりしてきました。おそらくきっと充実した子ども生活を過ごしてきたはずですが、それでもやっぱり子どものころは楽しかったって思っちゃうもんなんですね。
それが大人になったってことでしょうかね。
もう戻れない子どものころの大事な思い出。大人になってから見えてきた不完全な自分。自分らしさって何なんだろう、未だにわからない。でも、それでも、今しか見えないものがある。今をがんばろう。
そう思わせてくれる作品が「ばらかもん」です。
アニメの放送はもう終わっていますが、ブルーレイ・DVDの最終巻がクリスマスイブに発売ですよ。興味が出た人は是非。